先輩職員紹介(村民課村民保険係(1))
[2023年12月15日]
ID:1555
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プロフィール
最終学歴:大学卒(文学部・フランス語文学文化専攻)
入庁年度:令和3年度
所属部署:村民課 村民保険係
出 身:東京都羽村市
インタビュー
檜原村役場に就職しようと思った理由を教えてください。
私はもともと、人の役に立つ公益性の高い仕事がしたいという思いから、公務員を志望していました。公務員の中でも地方公務員になろうと思ったのは、地域住民の方々と直接、近い距離で関わりながら仕事がしたいと思ったからです。
さまざまな自治体の中でも檜原村に魅力を感じたのは、檜原村は東京都の本土部で最も人口が少ない自治体だったからです。人口が少ない分、他の自治体以上に地域住民の方々との距離が近いのではないか?と考え、檜原村役場で働きたいと考えました。
現在の業務内容を教えてください。
村民課の村民保険係に所属し、戸籍謄本や住民票など証明書の発行や、転入・転出の手続き、マイナンバーカードの交付、年金に関する手続き業務などを担当しています。個人情報に関わる業務なので、日々慎重に業務にあたっています。
来庁した方々の窓口対応や村民の方々からの電話対応も行っており、もともと希望していた通り、日々地域住民の方々と直接関わりながら働くことができています。
入庁してからは、どのように仕事に慣れていきましたか?
入庁したばかりの頃は先輩から手取り足取り指導をしていただいていたのですが、檜原村役場は職員の数が少ないため「ずっと私の指導に付き合っていただくわけにもいかないな」と思うようになり、それからは分からないことがあってもまずは自分で調べることを心がけています。
ただ、私がわからないことを本や資料を使って調べていると、その様子に気づいて先輩方が「何かあった?」と声をかけてくださることも多く、困った時には質問や相談をしやすい雰囲気があり、いつもさまざまな場面で助けていただいています。
檜原村役場の雰囲気を教えてください。
前述の通り質問がしやすい、話しやすい雰囲気があると思います。また、仕事をする中で何かを決める際には上司から意見を求められることもあり、自分の意見を伝えやすい環境だとも感じます。
仕事をするなかで、どんなときにやりがいを感じますか?
窓口に来る村民の方の中には、行政手続きの流れがわからないという方も多くいらっしゃいます。その際、何をするべきかご案内でき、住民の手助けができた時には、大きなやりがいを感じます。
また、檜原村では戸籍の担当は私一人だけです。そのため、戸籍の手続きに関しては最初に相談に来られてから手続きが完了するまで、一貫して私が担当することになります。手続きに関するやり取りが数回にわたることもあるので、何度も顔を合わせたうえで、手続きが無事完了した時には、特にやりがいを感じますね。
村役場という、小さい職場ならではの特徴はありますか?
1人1人が担当する業務の幅が広く、さまざまな経験ができるところが特徴だと思います。
例えば大きな役所では担当が細かく分かれており、戸籍担当の人は戸籍だけを担当する、という場合がほとんどです。一方で檜原村では、基本的に一人の職員がさまざまな業務を兼任しています。私の場合で言うと、戸籍の会議のほか、 マイナンバーの会議や年金の研修にも参加する機会があり、もちろん覚える仕事の量も多いですが、その分多くの経験や知識を得ることができていると感じます。
今後チャレンジしていきたいことを教えてください。
いずれは村民課だけでなく、他の課の業務にも挑戦してみたいです。さまざまな課で経験を積み、知識の幅を広げることで、横断的に物事を考え、判断ができるようになれたらと思います。そうすることで、住民の方々への案内をスムーズにできる、後輩ができた時に自分の経験を活かして幅広いアドバイスができる職員になれたら嬉しいです。
(取材・文/檜原村地域おこし協力隊 高野)