2020年3月期あいさつ
[2020年3月4日]
ID:967
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卒業の真顔災禍の校庭に
池田啓三 句
今年の檜原小学校・中学校の卒業式は、村長以外の来賓を招待しないとのことです。私にとっては平成15年5月の村長就任以来、初めての出来事となります。中国で発生した新型コロナウイルスの感染が日本国内でも広がっており、感染拡大を抑えるために休校要請等を行っている国の方針を汲んで、このような対応となったようです。
池田啓三さんの句は、東日本大震災の後に詠まれたのでしょうか。東北一帯が大変な被害に見舞われ、9年が経過しました。「災害は忘れたころにやってくる」といわれていますが、人々はどんなに打ちのめされても、必ず立ち上がり復興します。今、私たちはコロナウイルスという目に見えない病原体と対峙していますが、皆で協力し合い、元気を取り戻しましょう。
檜原村の豊かな森林はどっしりと構え、清流は千年変らぬ姿で流れています。コロナウイルスが落ち着いたら、緑静かな檜原村を思い出し、心の安らぐ都民の森のセラピーロードを散策してみては如何でしょうか。
▲緑が見え始める4月中旬のセラピーロード
■■■ みどり せせらぎ かぜの音♪
■■■ 檜原村長 坂本 義次