2020年2月期あいさつ
[2020年2月1日]
ID:938
ソーシャルサイトへのリンクは別ウィンドウで開きます
立春の雪のふかさよ手鞠唄
石橋秀野 句
「暦の上では春が来たというのに、いっぱい雪があるな」と思いながら手まり歌を唄っている、という句でしょうか。
檜原村も、私が子どもの頃は2月に雪があるのが当たり前で、むしろ2月が雪の季節だったような気がします。気候変動によって寒さも1月後半がピークとなり、2月に入ると雪や氷の便りを報告する機会が少なくなりました。
SDGsの取組が叫ばれ、自治体も企業も待ったなしの環境対策が求められています。檜原村は環境の良い村だからこそ環境政策を進めようと、SDGsが提唱される前から積極的に取り組んできたつもりです。
地球の温暖化が進む中でも、確実に新緑の春から深緑の夏になり、紅葉を楽しみ、そして氷と雪も楽しめて、四季折々の楽しみがある檜原村。山道に入り、落ち葉を踏みしめ、せせらぎを聞きながら静かな森を散策して「数馬の湯」に浸かる。
少し早い春。寒さと静けさを味わいに、檜原村へお出掛けください。
▲檜原村の最高峰・三頭山には春先まで雪が降り積もることも
■■■ みどり せせらぎ かぜの音♪
■■■ 檜原村長 坂本 義次