2018年6月期あいさつ
[2018年6月1日]
ID:684
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桐 下 駄 の 音 を 追 ひ ゆ く 蛍 の 夜
橋 本 榮 治 句
檜原村では蛍の飛び交う時期は、梅雨明け間近のころでしょうか。
夕食後自宅前の橋に立ち、夕涼みがてら闇に眼を凝らすと、川べりの木の葉から光が離れ、ゆっくりとゆっくりとそしてすばやく方向を変えて黄色い光が一本の線になる姿は、この時期だけの夏の風物詩の一つである。
橋本榮治さんの見た桐下駄を履く人は、少女だろうか、娘さんであろうか、お母さんだろうか、お父さんかもしれない。浴衣にうちわで蛍狩りをする姿が目に浮かびます。
檜原村では各地で蛍が見られますが、場所によって時期が違いますので、6月半ばから7月半ばまで見ることができます。
せせらぎを聞く涼しさとカジカの合唱と蛍、新じゃがと鮎の塩焼きとビール、頬を撫でる爽やかな風を楽しみにお出掛けください。
豊かな自然と素朴な食材と爽やかな風が皆さんのお出掛けをお待ちしています。

※カジカガエル