2016年8月期あいさつ
[2016年9月26日]
ID:10
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蛍狩
まなじり濡れてもどりけり
句ほんだゆき
この句は檜原村で俳句を指導している先生の作品です。
先月半ば頃蛍が飛んでいる話があった。自宅の周りでは7月初めだろうと気にしていなかった。未だ早いかと思いつつ、午後8時ころ外に出る。
川面から3メートルくらいの低い橋の真ん中で上流を見つめる。
あ!いたいた。暗闇の光がスーッと近づいてくる。
又いたよ!妻の横で子供のようにはしゃいでいる私がいる。
涼しすぎるくらいの夜風にあたりながら、贅沢な蛍狩りしている。。
天然蛍を楽しむことができるのは、檜原村ではあたり前の光景だが、一般的な蛍狩りは養殖が多いのだろう。
檜原村は広い面積で高低差もあるので、蛍の発生時期は差がある。
7月の声を聞いても、蛍にめぐり合えるチャンスがあると思う。
カジカ蛙の美しい鳴き声と、幻想的な蛍に出会えるのは7月だろう。
厳しい冬をこえ育ったヤマメ・鮎の塩焼き、そして新じゃが、真夏の前に季節を味わいに、お出かけください。
雨の中の静けさが皆さんをお待ちしています。
